小説を書きたいとふと思うことがある。
まあ勝手に書けばいいだけなのだが。
あまり周りに話した記憶はないので、多分メンバーも知らないと思う。前回も小説風を装ったブログを書いたことがあるようなないような、コンタクトをつけたまま寝てしまった後の視界よりも朧げで霞んだ記憶があるのだが今回も懲りずに小説風の文章を書いてみた。
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でも流石にそれだけだとメンバーに怒られる可能性も少なからずあるので、リスクマネジメントがしっかりできる僕は、先にいたづらが昨日公開した動画の宣伝と今後のライブスケジュールを整理しておきたい。僕の文章に興味がない人はこれだけ確認したらあとは1番下までスクロールして♡だけ押してページを閉じてくれても構わない(僕の文章に興味がない人もこれだけは確認してください)。
まずはこの動画をみてほしい。もうかなり遠い昔の記憶のようだが今年の6月16日に行われたいたづら始動ワンマン「enter to stage」の時の映像だ。この前新しくレコーディングしたシン「路すがら」の音源も聴けるのでみんな毎日見てください。
次にいたづらの今後のライブスケジュールを。
9月21日 江坂ミューズ(出番は20:45〜)
9月30日 北堀江club vijon(出演時間未定)
10月6日 綾生誕アコースティックワンマン 心斎橋FootRock&BEERS 19:00〜※超重要
(これ。何としても来てください。見逃したら大後悔します。)
10月26日 北堀江club vijon (出演時間未定)
10月31日 阿倍野ロックタウン(出演時間未定)
11月7日 情報解禁お待ち!
11月16日 情報解禁お待ち!
12月16日 2ndワンマンライブ『rough sketch』(200枚ソールド目標!!)
心なしか一日程だけ極端に強調されているように見えるがそれは気のせいではない。もちろん全部来てほしいが、特にその日は普段とは全く違うpremiumな日になるので特になんとしても見に来てほしい。
これで僕のいたづらとしての任務は完了したはずなので、後は心置きなく、僕が書いた文章を読んでください(まじで全然読まなくてもいい)。
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”そいつ”はかなりの頑固者だった。
新入りのくせに周囲の誰にも馴染もうとしないし俺の言うことにも全く聞く耳を持たない。これが自分のスタイルだと言わんばかりにその個性を貫き通してくる。
確かに”そいつ”が曲者であることは俺も初めから知っていた。ひと目見た時点で一目瞭然だった。それを知った上で今回勇気を出して手を取り合わないかとこちらから歩み寄ってみた。今進めているこの計画には”そいつ”の力が必要だと感じたのだ。しかし俺はまだまだ甘かった。経験も実力も全然足りない。”そいつ”は想像を遥かに超える厄介なやつだったのだ。ネット上でも散見された噂の数々は大袈裟ではなかったようだ。
でも俺は確信している。”そいつ”と手を組もうと思ったあの日の判断は絶対に間違っていない。
時折見せる”そいつ”の本来の姿は、誰しもを魅了する輝きを放っているし、そんな曲者を引き連れているイカしたやつも俺の周りには1人もいない。
先程も言ったように、今回は完全に俺の実力不足だった。俺は”そいつ”のことを心のどこかで侮っていた。だがしかし、逆に後は俺が実力をつけるだとも考えられる。それならとても簡単な話だし、なによりシンプルでいい。
これから約1ヶ月の間に、1962年から光を放ち続けた”そいつ”を俺は必ず手名付ける。そして20xx年(小6の時、計算するのが面倒くさいのでご愛嬌)、まだ少年だった俺が夢見た”あの姿”を、1ヶ月後に実現する。これは少年だった過去の自分への誓いであり、大人になった今の自分が決めた覚悟だ。
1つの、大きいと勘違いされた小さくて軽率な夢は今、目の前まで来ている。計画は順調に進行中だ。
綾
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